Arribas Wine Company

ポルトガル北東部、スペイン国境に近いベンポシュタ村に、フレデリコとリカルドの二人組が設立。 2人とも旧世界、新世界を問わず多くの地域でワイン醸造を経験するのと同時進行で、情熱を注ぎこむ地を本拠地として探していました。リカルドはトラズ・ウズ・モンティシュの出身で、そしてフレデリコの祖父母も同地域のベンポシュタ村の出身で、2人にとってゆかりの地ではあるのにくわえ、村周辺に広がる畑の写真を見た瞬間に、そのファインワイン生産をする上でのポテンシャルを2人は見抜いていた。現在所有して いる2haの畑は全て赤品種と白品種が混植されており、赤ワインにも30％ほど白品種が混醸される。 

Raiola Red

 通常の収穫時期よりも2週間ほど更に待って、良い状態のブドウを綿密に選果している。紫のニュアンスを帯び た深い色調のガーネットで透明度は高い。蛇苺、インクにフレッシュなスパイスと情報量が多いアロマ。味わい のアタックは山の果実のように酸味と渋味ともに若干荒々しいがトータルの印象はあくまでエレガント。ライオ ラとはコインを的にむかって弾いて遊ぶ伝統的なゲームのことで、エチケットにもその様子が模られている。