バンジャマン・ルルーは、いまやブルゴーニュを語るうえで外せない現代的ネゴシアンの代表格です。ボーヌに本拠を置き、コート・ドールの各地で育つピノ・ノワールとシャルドネを、村名から特級畑に至るまで多彩に手がけます。若くして頭角を現した彼は、ポマールの歴史的生産者 Comte Armand で24歳にして醸造責任者を任され、15年にわたりドメーヌの名声を押し上げました。その一方で2007年に自身のメゾン「Benjamin Leroux」を立ち上げ、2014年にはコント・アルマンを離れて自らのプロジェクトに専念します。ヴィニュロンとしての訓練を十代半ばから受け、海外各地での研鑽も積んだうえで、彼は「マイクロ・ネゴシアン」という柔軟な形式を選びました。自社畑だけに縛られず、テロワールの可能性を最大化するために最良の栽培家と組み、畑ごと・年ごとに最適解を積み上げるという姿勢は、ブルゴーニュの古典と現代を自然につなぎます。