2021 エデルツヴィッカー / ジェラール・シュレール

Gérard Schueller

ヴァンナチュールにおけるアルザスの鬼神

最も純粋、かつ高次元にヴァン・ナチュールのあり方と精神、その偉大さと個性を実感させてくれる生産者の一人。1958年にジェラールが自社醸造を開始し、1982年からブリューノがドメーヌに参画。16世紀以来、何世代にもわたって一度も除草剤や化学肥料を使っていない畑は、土が驚くほど柔らかく健全そのもの。収量を低く抑え、濃縮度の高いブドウから生まれるワインは、格調高い酸が奥行きある果実味を支え、高レベルでバランスが整い、気品とミネラル風味が横溢する。亜硫酸添加は大半のキュヴェがゼロ、添加するものでも瓶詰め時時に20mg/Lが上限。平均収量は30～35hl/ha。所有する畑は計７haだが、自由奔放な発想で実験作を次々に生み出すため、キュヴェ数は膨大となる。白ワインは、３週間～１年のスキンコンタクトを経るものや、アルコール発酵が１年に渡るものもある。

Edelzwicker

エデルツヴィッカーとはアルザスで造られる、様々な品種の アッサンブラージュワインの事。

VTによりセパージュが大きく異なる。 

2004：リースリング 
2005/2006：シャスラ、オーセロワ、他
2013：シャスラ他ピノ・ノワール以外のすべて
2021：ピノ・ブラン、ピノ・グリ