NV ノワール・ド ・メアンドル / ドレモン・マロワ

 1955年からワイン造りを続けるドレモン・マロワはヴァレ・ド ・ラ・マルヌの最も西にあるシャルリー・シュル・マルヌに本拠地を置く家族経営のRM生産者です。現当主の両親は植樹を繰り返し、1haから7.5haまで畑を広げました。

シャルリー・シュル・マルヌは通常のシャンパーニュのチョーク質土壌ではなく、ロワールに見られる海洋性化石を含む白亜石灰岩質(テュフォー)の土壌を持ち、特徴的な味わいと酸の非常に繊細な成熟が起こります。

サスティナブルなブドウ造りをモットーとするドレモン・マロワでは人為的な介入を可能な限り排除し、一部区画では馬を使った耕作が行われます。醸造には木樽と卵形のコンクリートタンクを使用し、マロラクティック発酵をせずに仕上げます。

 Noir de Meandre

2017年ヴィンテージ の一番搾りの「キュヴェ」を75％、ヴァン・ド ・リゼルヴを25%使用しており、ノンマロ由来のフレッシュ感に加えまろやかさと香りに複雑みを持ちます。最低30ヶ月の熟成を行います。ドサージュは4g/lのエクストラ・ブリュット。

赤い果実と柑橘の香りを持ち、黄桃や蜂蜜、アプリコットなどの熟成からくる甘い要素も備えます、。味わいには豊かな果実が感じられ生き生きとした酸との緊張感のあるバランスの取れたシャンパーニュです。