| 商品名(原語) | Meursault |
|---|---|
| タイプ | 白 / 750ml |
| 産地 | France / Bourgogne / Meursault |
| 生産者名 | Jean-Philippe Fichet |
| 生産年 | 2013 |
| ぶどう品種 | Chardonnay |
| 輸入元 | Firadis |
| 備考 | AM89-91 |

Jean-Philippe Fichet
白ワインの神様「コシュ・デュリ」の哲学を継承する ムルソーの生産者、ジャン・フィリップ・フィシェ
ブルゴーニュにおいて、「天才、伝説」といった形容詞で語られる造り手は長い歴史の中で多数輩出されてきましたが、「神様」という形容詞が使われたのは、アンリ・ジャイエとコシュ・デュリのわずか2生産者のみです。
そのコシュ・デュリの甥にあたり、自身もムルソー村に本拠地を置く、次世代ムルソーを牽引する造り手がジャン・フィリップ・フィシェです。「完璧な造り」を信条とするフィシェのワインは、もともと高い評価を得ていましたが、2000年に新しい醸造所を建造した頃から飛躍的に品質が高まり、注目を集め始めました。コシュ・デュリ同様、澱引きをせずにシュール・リーの状態で長期間の樽熟成を行う伝統的なスタイルを採用し、厚みのある酒質にミネラルと酸が綺麗に表現された美しいワインを生み出しています。
21歳から築きあげてきた情熱のワイン造り
フィシェ家のワイン造りの歴史は祖父の代より始まりました。3代目となるジャン・フィリップ氏は、1981年、わずか21歳でボワイヨ家との分益耕作の畑を父より引き継ぎ、自身で現ドメーヌの基となるワイナリーを設立しました。叔父であるコシュ・デュリの教えを受けながら順調にワイン造りを進め、その後もヴォルネイなど分益耕作の畑を追加していきましたが、1991年にはほとんどの契約が切れてしまい、絶望に襲われます。
しかし彼の情熱は衰えず、翌1992年にはモンテリーやムルソーに2haの畑を入手。その後も着実に畑を増やし、1997年、父の引退に伴い、ピュリニィ・モンラッシェ1級畑レ・ルフェールを含む、ムルソー、ACブルゴーニュの区画も獲得しました。
ミネラルを追及し続けた、「真の ムルソー」
1980年代、アメリカで起きたシャルドネブームの頃に人気を博したムルソーは、樽のきいたリッチな味わいのものが主流だったこともあり、ムルソーと聞いて「バターのようなこってり濃厚な風味のワイン」を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、ムルソーの土壌は白色泥灰土を含んだ石灰岩層で構成されており、ピュリニィ・モンラッシェやシャサーニュ・モンラッシェと並び、素晴らしいミネラルに富むテロワールを備えています。
TOP生産者と言われるコシュ・デュリやコント・ラフォン、ルーロのワインがそうであるように、「地中深くからミネラルを存分に吸い上げた、強烈なミネラルのワイン」こそが、ムルソーのテロワールを忠実に表現した「真のムルソー」です。