シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ / Chambertin Clos de Bèze

Chambertin Clos de Bèze

シャンベルタンより古い歴史を持つ畑——シトー会修道士が育んだ、唯一二つの畑名を持つグラン・クリュ

シャンベルタン・クロ・ド・ベーズはジュヴレ・シャンベルタングラン・クリュで、その歴史は7世紀にベーズ修道院が開墾したことに遡るとされ、実はシャンベルタンよりも古い起源を持つ畑です。法律上、クロ・ド・ベーズのワインは「シャンベルタン」とラベルに表記することも許されており、二つの畑名を使い分けられる唯一のグラン・クリュとして特異な存在となっています。畑は約15ヘクタールの規模を持ちます。

ドメーヌ・アルマン・ルソーはこの畑においても主要な所有者であり、シャンベルタンと並んでクロ・ド・ベーズを手がけています。プリューレ・ロックやブルーノ・クレールなどの生産者も区画を所有し、それぞれが畑の個性を異なる角度から表現しています。

シャンベルタンと並び立つ偉大さ——クロ・ド・ベーズが示す、繊細さと深みの共存

シャンベルタン・クロ・ド・ベーズのワインは、シャンベルタン本体と比較されることが多く、しばしばより繊細でアロマティックなスタイルを持つとされます。チェリーやスミレのアロマに、しっかりとした骨格と長期熟成のポテンシャルが備わり、両者の違いを飲み比べることはブルゴーニュ愛好家にとって大きな楽しみのひとつです。シャンベルタンと肩を並べる存在として、クロ・ド・ベーズはジュヴレ・シャンベルタンの頂点に位置づけられています。