グリオット・シャンベルタン / Griotte-Chambertin
Griotte-Chambertin
サクランボの名を持つ小さな畑——ジュヴレ・シャンベルタンで最も希少なグラン・クリュのひとつ
グリオット・シャンベルタンはジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュで、約2.7ヘクタールという小さな面積を持つ畑です。その名は「グリオット(サクランボの一種)」に由来し、この畑のワインが示す赤系果実の鮮やかなアロマを暗示しています。マジ・シャンベルタンの隣に位置し、シャンベルタン群の中でも特に区画が分散していないことから、比較的一貫した品質を保ちやすい畑とされています。
畑は複数の生産者によって所有されていますが、面積が小さいため流通量は限られています。生産量の少なさが希少性を高め、ジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュを探求する愛好家にとって特別な存在となっています。
サクランボの果実感と繊細さ——希少な小畑が示す、グリオット・シャンベルタンの個性
グリオット・シャンベルタンのワインは、サクランボやレッドベリーの鮮やかなアロマと、シルキーなタンニンが特徴です。シャンベルタンやマジ・シャンベルタンと比べるとより華やかで繊細な印象を持ち、力強さよりも芳香の美しさが際立つスタイルが多く見られます。希少性の高さゆえに出会う機会は限られますが、ジュヴレ・シャンベルタンの多様な個性を知るうえで欠かせない畑のひとつです。