2024 ランゲ・ネッビオーロ / マルゲリータ・オット

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商品名(原語) Langhe Nebbiolo
タイプ 赤/ 750ml
産地 Italy / Piemonte / Barolo
生産者名 Margherita Otto
生産年 2024
ぶどう品種 Nebbiolo
輸入元 Vin Amis
備考

Margherita Otto

バルトロ・マスカレロに学んだニューヨーク出身者が、モンフォルテを拠点にピエモンテで紡ぐ伝統的バローロ

マルゲリータ・オットは、アメリカ・ニューヨーク州ウェストチェスター出身のアラン・マンレーが2011年にピエモンテ州モンフォルテ・ダルバに設立したワイナリーです。ドメーヌ名は彼の祖父母へのオマージュとして付けられました。マンレーは1990年代半ばにランゲを初めて訪れてバローロの虜となり、コロラド州でのレストラン経営を通じてワインへの造詣を深めながら、長年にわたりピエモンテの生産者たちと交流を続けてきました。移住後は伝説的な造り手バルトロ・マスカレロのドメーヌで11年以上にわたり当主マリア・テレーサ・マスカレロのもとで研鑽を積み、さらにルチアーノ・サンドローネなどのもとでも技術を学びました。年産はバローロとランゲ・ネッビオーロ合わせて約12,000本という極めて小規模な生産体制を維持しています。

畑はカスティリオーネ・ファレット(ペルナンノ・クリュの急勾配南東向き斜面)、モンフォルテ・ダルバ(ジネストラ・クリュ南西部、標高470〜500m)、セッラルンガ・ダルバ(ヴィーニャ・リオンダに隣接する「ソット・リオンダ」区画、有機栽培)というバローロを代表する三コミューンに分散しており、それぞれ異なるテロワールを持ちます。カスティリオーネの石灰質粘土はエレガンスをもたらし、セッラルンガの砂岩混じりの硬い土壌は長期熟成力と骨格を与え、モンフォルテの複雑な地層が全体に深みを加えます。

異なる三区画を同時発酵するアッサンブラージョ——バルトロ流セメントタンク×40日超マセラシオンが導く、時代を超えた伝統バローロ

マンレーが採用する醸造の核心は、マスカレロ家が継承する古典的な「アッサンブラージョ」の手法です。三つのクリュのブドウを個別に発酵させるのではなく、同一のセメントタンク内でともに醸し、40〜45日間という長いマセラシオンを経てネッビオーロの複雑さを最大限に引き出します。温度調節を行わず自然の温度変化に委ね、在来酵母のみで発酵。その後フレンチオークの大樽で4年以上かけてゆっくりと熟成させます。「エレガンスと精確な構造、焦点の定まった一本を造ること」を目指すマンレーのバローロは、ヴィノスのニール・マーティンや英国のデキャンタ誌でも高い評価を受けており、伝統製法の継承者として国際的な注目を集めています。

Langhe Nebbiolo

2 0 2 4年は、アランにとって2 0 1 4年以来初めてとなる、本格的に雨の多い栽培シーズンでした。 過去3年間続いていた干ばつは年初まで続いていましたが、萌芽が始まった3月中旬から雨が降 り始め、その後約6週間にわたってほぼ継続的な降雨が続きました。水分を十分に得たブドウは 勢いよく成長し、5月の開花後には非常に多くの果実が結実。アランが理想とするのは「1新梢 につき1房、1株あたり8 - 9房」ですが、中には1株で2 0房近く実をつける樹もあり、早い段階か ら摘房による収量調整が必要となりました。 春から初夏にかけても雨と晴天が交互に続き、高い湿度による病害リスクへの対応が必要とな りました。7月中旬からようやく継続的な暑さが訪れたものの、それも約6週間で終わり、その 間にも断続的に雨が降っています。ヴェレゾンは非常にゆっくりと進み、8月末になっても半分 ほど緑色のままの房が残っていました。 そ の た め 2 0 2 4 年 は 、 ア ラ ン が 初 め て 本 格 的 な グ リ ー ン ハ ー ベ ス ト を 必 要 と し た 年 と な り ま し た。開花後にすでに摘房していたにもかかわらず、8月中旬にはさらに1株につき最低1房を落と し、9月中旬には追加で1 - 2房を除去。湿潤かつ例年より冷涼な環境の中で、残した果実を完全 に成熟させるため、徹底して収量をコントロールしました。 9 月 末 に は 周 囲 の 生 産 者 が 腐 敗 や カ ビ の リ ス ク か ら 収 穫 を 始 め る 中 、 ア ラ ン の Ne b b i o l o は 種 が まだ完全に成熟していなかったため、収穫を待つことを選択。Pri o c c aのL a n g h e Ne b b i o l oは 1 0月9日から収穫を開始しました。雨によって収穫できる日が限られ、畑が泥濘んでトラックや トラクターが入れない区画も出るほど難しい収穫となりました。 完成したL a n g h e Ne b b i o l o 2 0 2 4について、アランは「果実味豊かで繊細なNe b b i o l oの表現」 と説明しています。豊富な雨と旺盛な生育を反映し、質感は繊細でエアリー。香りには赤系果 実、s o tt o b o s c o(森の下草や林床を思わせるニュアンス)、ミネラルが感じられます。アルコ ー ル 度 数 は 例 年 よ り 低 い 1 3 . 5% で 、 飲 み 心 地 が よ く 、 ア ラ ン 自 身 も レ ス ト ラ ン の グ ラ ス ワ イ ン として人気が期待できるスタイルとしています。 また2 0 2 4年は、畑での結果にアラン自身が完全には満足できなかった一部のBa r o l oを格下げし たため、L a n g h e Ne b b i o l oの生産量が通常より少し増えています。アランはこの年について、 3月から8月までに行った畑仕事が品質を大きく左右したと振り返っており、「偉大なヴィンテ ージにはならない」としながらも、適切な仕事を行った場合には良い、時には非常に良いワイ ンになったと評価しています。若いワインに見られる優雅さ、エレガンス、そして過去数年よ り低いアルコール度数を、彼自身も高く評価しています。

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